時代の変化とともに
日本社会で起こる2025年問題が言われ始め、ついにその2025年を迎えました。
介護サービスの供給が今後は減ってしまう。というよりは、需要(介護を受けたい)と供給(介護を提供する)するバランスが崩れ始める。
そんな中、医療制度も様々な方法で崩壊しないように工夫されています。
転機になったのは、やはり、コロナ期間だったのではないかな。と思います。
「在宅」というキーワードにより様々な生活様式が変わり、現在もその流れを引き継いでいるものが多くあります。
福祉・医療関係では、「在宅生活」というものがより身近になったと感じます。
自宅で過ごすことへの考え方が少しずつ変わってきたと感じます。
今後の”多死社会”への対応を迫られていた中での変化ですので、社会全体で「在宅・自宅・地域」といった感覚が変化してきて、今後は自身で「生活の場を選ぶ」時代になると考えています。
これまでのように、「最期は病院」で
といった流れ的なものの感覚は薄れ、
「自分の家」で最期を迎えたい。
とこれまでよりは言いやすい雰囲気は見られ始めています。
これは、病院で最期を迎えることを否定しているのではなく、選んでいるか?が大切だと感じています。
明確に示されているのは、ここ数年で、ACP(アドバンス ケア プランニング)が医療関係を基に展開され、利用者様や自身の”最期”について考える機会を作っています。
かなりザックリ言うと、
選べる方は、選べるうちに。
選べない方は、その方を知る人が集まって、意思の推定をする。
どちらにしても、「あなたらしく」を大切にした方がイイ!
といったところです。
※これを、結構早めに始めていければ楽しい時間が増えていくことがあるよね。 いよいよ”最期”が目前に迫ってきてもやれることないよね。 と考えていても、なかなかACPを始めるキッカケが難しいことが多いです。 導入をお考えの方は連絡待ってます! |
その意思に近づけるように、専門職が頭をひねり、必要なサービスを提供する。
あくまでも、専門職が専門的に考えて、効率的な答えやサービス提供側の事情を含めすぎないように答えを出していくことが大事だと教えてくれます。
決まり切ったサービスだけでは個々のwantsに対応はできないと思います。
小さな法人や事業所の良さは、フットワークの軽さなので、
そんな個々の想いに寄り添っていけるサービスを目指していきます!
